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神経を取ったのに、まだ痛いんです。

2026年1月28日


神経を取ったのに痛い?根管治療(根の治療)中の痛みの理由をやさしく解説

神経を取ったのに痛い…これって大丈夫?

(根管治療中の痛みについて)

根管治療(こんかんちりょう)という「歯の根っこの治療」をしていると、患者さんからよくこんな声があります。

「先生、神経を取ったのにまだ痛いんですけど…」

はい、これ、すごく自然な反応です。痛みがあると不安になりますよね。

まず安心してほしいこと:治療中に痛みが残るのは珍しくありません

「神経を取ったら、その場で痛みがゼロになる」と思われがちですが、根管治療は“掃除と消毒を進めていく治療”です。

なので、治療の途中で一時的に痛みや違和感が出ることがあります。

痛みが残る一番の理由:歯の中の神経は“1本”じゃない

歯の中の神経(歯髄)は、ストローのように単純に1本通っているわけではありません。

イメージは「ごぼうのヒゲ」です。

太い部分から、細い枝がいろんな方向に広がっていて、場所によっては網目みたいに複雑になっています。

「ずるっと全部取れる」わけではないんです

根管治療では、見える範囲・届く範囲の神経は取れます。

ただ、枝分かれした細い部分や、壁に沿って残ってしまう組織は、どうしても1回で完璧にゼロにするのが難しいことがあります。

だから治療の途中で「まだ痛い」「触ると響く」みたいなことが起きます。

根管治療は「掃除 → 消毒 → お薬」で少しずつ落ち着かせます

根管治療(根の治療)は、ざっくり言うとこんな流れです。

  • 根の中の壁をやさしく掃除する
  • 洗浄して細かい汚れを流す
  • お薬を入れて炎症を落ち着かせる

この工程を重ねることで、根の中がだんだん落ち着いて、痛みも引いていくことが多いです。

通院回数が必要になるのは「丁寧に治すため」です

「何回も通うのって大丈夫?」と思う方もいるのですが、回数が必要になるのは“複雑な根の中を安全にきれいにするため”です。

無理に1回で終わらせようとすると、逆に歯に負担がかかることもあります。

なので、状態に合わせて回数をかけるのは、むしろちゃんと治すための手順だと思ってください。

よくある質問(患者さん向け)

Q:神経を取ったのに痛いのは失敗ですか?

A:多くの場合、失敗ではありません。根の中の掃除と消毒がまだ途中で、刺激や炎症が残っているだけのことが多いです。

Q:どれくらい痛みが続きますか?

A:歯の状態や根の形によります。数日で落ち着くこともあれば、何回かの治療を重ねて改善していく場合もあります。

最後に:不安なときは遠慮なく相談してください

「神経を取ったのに痛い」——これは不安になりますよね。

でも、根管治療は目に見えない場所を扱う治療で、歯の中は想像以上に複雑です。

痛みが強い、腫れてきた、眠れないほど痛いなど、気になることがあれば遠慮なく教えてください。状態に合わせて、負担が少なくなるように調整しながら進めていきます。

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