2021年6月22日
「インフォデミック」
WHOにより使われ始めた造語。
正確な情報と不確かな情報が混ざり合い、社会が混乱することを言います。
Information(情報)+Epidemic (流行)=Infodemic(インフォデミック)
身近な例で挙げると。
『トイレットペーパーがなくなる』→買占めによる混乱 です。
コロナ禍において色々な情報がテレビやインターネット(SNS、ツイッター、ブログ)などであふれています。
正確な情報もたくさんあり、不確かな憶測もその数倍あります。
コロナワクチンの接種をしたら・・・などです。
このようなインフォデミックを修正するのは米国のCDC(疾病予防センター)などの専門機関です。
日本国内では厚生労働省が担っておりますが、少し弱いような気がします・・・。
研究者、医師、社会学者、経済人などいろいろな立場があるのは理解しますが・・・。
僕はこういった情報の根拠は研究論文(ペーパーといいます)だと思います。
大学院生時代にペーパーの重要性について強く厳密に指導されてきました。
もちろん、いろいろな内容のものがあり稀に正反対のデータもありましたが、すべてにおいて査読され認められているものです。(過去には大事件もありましたが・・・)
僕の基礎医学にかかわる考え方は大学院で培われてきました。
コロナウイルスワクチン接種におけるインフォデミックがないように調べ、勉強し記載していこうと思います。
情報の重要性などをしっかり吟味し、誤った情報に溺れないように気を付けたいと思います。
COVID-19 インフォデミックの諸相 関西大学 社会安全学部近 藤 誠 司
https://www.kansai-u.ac.jp/Fc_ss/center/study/pdf/bulletin011_1.pdf