2019年2月28日
僕は松本歯科大学の口腔衛生学講座の助手として何年も勤務していました。
口腔衛生学とは口の中の環境や衛生状態を徹底的に追求していく学問です。
マイナーな分野ではありますが、現代の歯科予防の基礎となっており削り、埋めるのではなく虫歯にしないを目指しています。
わたし事ですが口腔衛生学と分子生物学の2分野の研究にて歯学博士という学位を取得しました。
大学時代の研究テーマの一つとして口臭があり、幾分か勉強を重ねてきました。
口臭は歯に付着した汚れだけではありません。
もちろん虫歯の原因であるミュータンス菌や歯周病の原因菌とされる菌群などが発生するガスもあります。
特に舌に張り付いた苔状の汚れは口臭の原因として重要視されています。
舌苔(舌に付着した強固な細菌の汚れ)を取ることで臭いの軽減を図りまた爽快感を得ることができます。
※舌苔は細菌の塊であり、口臭の原因であり、全身の健康被害の一因でもあります。
フジデンタルクリニックでは家庭ではなかなか行えない舌苔の除去をプロフェッショナルケアとして行っております。
2019年2月28日
プロボクサーの方が何人か来院されました。
マウスピースの希望とのことで製作。
色々話をした中で分かったこと。
ほとんどの選手が市販の出来合いマウスピース。
お湯で温めて噛むだけのもの。
悪いとは言いませんが、選手としてのパフォーマンスの向上のうえでは不利かと・・・。
ということで製作しました。
2019年2月21日
今回はキッズ仕様。
10歳からでも試合用としてプロと遜色なく同レベル以上の物を製作しています。
もちろん成長に合わせてカスタマイズや再製作をしておりますので、歯並びや顎関節に影響はありません。
お湯で温めて噛むだけの簡易マウスピースとは一味違ったものとなります。
2019年1月24日
ミニマルインターベーション(最小侵襲治療:MI治療)とは簡単に言えば最小限の治療のことです。
従来、虫歯治療では黒い虫歯部分とその周囲を削る予防拡大の考え方が主流でした。
これは虫歯の取り残しを防ぐには有効的な手段でしたが、患者様の大切な歯質を大きく削ります。
その暁には、大きな銀歯になることがほとんどでした。
また、コンポジットレジンというプラスチックで補ったとしても欠けや破折のリスクが高く再治療の可能性もありました。
フジデンタルクリニックでは、患者様の大切な歯を守るMI治療法を率先して取り入れております。
今ある歯をなるべき削らずに残していきます。
- 必要に応じて拡大眼鏡(サージテル)や特殊な液で虫歯部分を染め出し視覚的に判断します。
- MI治療専用のバー(歯を削る道具)を用います。
- 虫歯の部分しか削りません。
- 削った部分には歯質接着性のあるレジン(ナノフィラーコンポジットレジン)を用いて修復します。
- 大きな虫歯で金属にて補う場合、金属の下には接着性のレジンを用いて歯質及び神経を保護します。
- 術後の管理を徹底し2次う蝕を回避いたします。
あまりにも大きく虫歯に侵された場合にはMI治療は適用できません。
歯内療法およびドッグベストセメント治療をお勧めいたします。
拡大鏡(サージテル):2倍に拡大して見えます。
2019年1月22日
本日ウルトラソーキ選手が東京のお土産をもって来院されました。
琉球ドラゴンプロレスシングル最強を決める我栄トーナメント決勝のポスターも持ってきていただきました。
最高ですよ!
ソーキ選手は初戦突破を果たしております。
優勝目指して頑張っていただきたいです。