2026年10月6日
前回考えたタップの話し。
論文(レポートレベル)を読み解くと以下の結論に達する。
- タップ硬度 — 軟らかいほど長い。ただし差はミリ秒レンジ内。
- ショット速度 — 遅いほどわずかに長い、速いほどわずかに短い。
- インパクト時の加速/減速 — 加速でわずかに長く、減速でわずかに短い。「わずか」で、実用上無視できる。
- グリップ・フォロースルー — 接触時間に有意な影響を与えられない(=「押し込めば接触が長くなる」は誤り)。
- 硬いタップは ヒット効率(エネルギー伝達)がわずかに良いため、同じキュー速度でも手球速度がわずかに上がる。
すごーーーく小さい世界
僕は人間の感覚の誤差範囲などではないかと思う。
もちろん、フェノリックを代表する樹脂タップは硬い=接触時間がもっと短い→反発してるんだよね。
などと考える。
ビリヤードの世界で考えれば、そこに道具としての矛盾を僕は感じる。
いいものはいいよ。
それは感覚レベルでの話し。
工業レベルではどうなんだろうね。
話を少しずらすけど、シャフト、先角、はたまたはジョイントの種類、バットの構造、素材何ぜもござれ。
結局のところ感覚。
僕は感覚に合うものがいいものであり、合わないものはどんなものでも合わないのだ。
とおもう。
僕のキュースピード、スピンを乗せる角度、などだと思う。
もっといえば、
今の僕に合うもの
将来の僕じゃなくね。
そんなものを目指したいと思います。
マジシャン
エフレンレイズ直筆サインとレイズキュー(Mezz)
2026年10月6日
もう30年ぐらいビリヤードに携わっています。
18歳のころビリヤードにはまり、キューを購入する。
当時はうまいも下手もなく、唯々楽しかった。
キューを持っているオレかっけぇーみたいな小僧でした。
24歳になり歯科医師になり時間ができた。
まぁ熱が上るわ上る。
カスタムキューというものはある程度知っていたけど、コレクションという世界にはまる。
まぁ、現在。
というか久しぶりにビリヤードに熱が入り、元々興味を持っていたタップに傾倒する。
そんなわけで、タップ加工しました。
タップに関して、いろいろとまぁ都市伝説はあると思うんです。
僕も何らか信じているわけですし。
それに信じている道具っていいよね。
僕のコンセプトは硬い、打感が気持ちがいい、音もいいよね。
ビリヤードっていろんな要素がありなかなか画一した研究成果やデータがないんだけど、少し調べてみた。
コロラド州立大学のDr.Daveの高速度ビデオ集計によると、およそ0.001s~0.002s だそうで・・・。
わずかなわずかな、時間。
まぁ出典はここら辺を読んでもらえばいいです。
Cue Tip Contact Time(Dr. Dave)
The Amazing World of Billiards Physics(Alciatore)
Billiards(R. Cross)
つまり、僕らは立ったこのコンマ001~002の世界にスピンを求め、打感を求めているわけです。
実際にはキュースピードやシャフトの形状などいろんな要素があり違うんだけどね。
まぁ僕は30年ばかりビリヤードをしてるけど、究極論を言えば
なんでもいいの。
それを言っちまえば、おしまいだよ。
と言われそうなので少しだけ意見。
安定して、同じ感覚で使えるものがいいと思う。
つまり自分にあった物を差がせれればいいよね。
趣味としてTipづくりは楽しいけど、万人に受けれるものはないとおもうんだよね。
そんな苦悩を抱えながら始めたタップ加工。
さてさてどうなることやら。
2025年6月9日
もう何年もビリヤードから離れています。
ここ数年、仲のいいビリヤード仲間が何人か亡くなり、少し気持ちが低迷しています。
とはいえたまにはケースから出してやり、キューに風を当ててやろうと思い引き出した次第です。
このキューは20年ぐらい前にオーダーし3年ぐらいかけて完成したと思い出します。
ベースになるキューがあり、それは『ラスプーチン』と銘が打たれています。
僕のキューはそのベースウッドを変更した特別仕様版です。
『ラスプーチン』黒檀ベースに、シルバーのライン、象牙の剣など・・・。
僕の使用は基本同じですが、スネークウッドと呼ばれる水に沈むほど密度の高い銘木。
あとは・・・像の尻尾の革巻きなど。
使う機会はもうあるのか、ないのかわからないけど久々にケースから出してみました。
2024年12月31日
2024.12.31です。
2024年は色々ありました。
(こっちはまた明日にでも)
その前に、12/31という日は僕の中で一生忘れられない日です。
一年の中で一番考えることが多い日かもしれません。
友人 玉城薫の命日です。
ご存じの方はご存じ、沖縄ビリヤード界のレジェンド。
いや日本ビリヤード界でもレジェンド。
僕はもう30年近くビリヤードに接しています(ここ数年は・・・)が、かつて小僧だったころから、その名前と噂は知っていました。
関東ではよく名前を聞いた伝説です。
沖縄に来て、ハスラー2というビリヤード屋に行き、名前を聞き、衝撃でした。
もうハリウッドスターにあったような気分で浮かれたのを覚えています。
それから、仲良くなり、いろいろな仲間を紹介してもらいました。
お店では常連さんの中にすぐに溶け込ました。
現在でも沢山のビリヤード仲間がいるのは彼のおかげです。
その中にも故人にはなりますが、室住さんもいました。
(彼女も伝説の友人です。その話はきっかけがあれば。)
エピソードも山のようにあるのですが・・・。
皆さんご存じ(か?)
フジデンタルクリニックのTV CM ビリヤード編
の主人公玉城薫は12/31の今日なくなりました。
彼は強烈に僕に影響を与えた友人です。
玉城薫は騒ぐことの好きな、ハッピーな人だったと思います。
一緒にCMを撮影したときは、はしゃぐははしゃぐ。
僕の人生の中における貴重なCMになりました。
いつか一緒にビリヤードの公式大会。
沖縄オープンを主催しようと話したことや、プールバーを作りたいと話した日々を思い出します。
ちょっとでいいので、玉城薫を知っている方は思い出してみてください。
ここ何年はビリヤードしていませんでしたが、玉城さんのキューを持ち出してビリヤードに行ってみたい気分になります。
2021年3月25日
ビリヤード歴20年越えているといろんなものが手元にあります。
ビリヤードのキュー(球を撞く棒)の先端にはタップと呼ばれる革を付けます。
ここが唯一、接触する場所なのですが奥が深い。
この話を語るとご飯3杯どころか1週間語っても語りつくせません。
今回入手したチャンピオンタップは1970年台のもので現存するのもわずかと思います。
そんなすごいものかと思いますが、まぁ現在のビリヤード市場では骨とう品で誰も使っておりません。
僕を含めて10人ぐらいでしょうか?
マニアックな話なのですが、これじゃないと嫌なのでこれをずーっと使っております。
