ブログ|浦添市港川で歯科をお探しの方はフジ デンタルクリニックまで

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2024年6月15日

上顎犬歯部(3,3)同時埋入。
治療期間およそ3か月。
来院回数5回程度。

患者様に許可を取っております。

2024年5月29日

前回、30年前に父親が抜いた僕の親知らずの答え合わせが明確になったわけであります。

もう少し色々見て見ると・・・。

これも僕の知らなかった秘密。

 

過剰歯・・・。

 

 歯科医師になって25年ぐらいたちます。
自分のレントゲンもたくさん撮りました。
大学病院時代も含めて色んな先生に診てもらいました。

 

今日初めて気が付く。

 

上顎正中にある過剰歯・・・。

 

結構驚愕。

これだから新しい技術は面白い。

CT最高じゃん。

2024年5月29日

 

本日待望のCTが入り稼働。

まずは僕僕僕。
僕のCT撮影してよー。
という事で撮影してもらいました。

 

すげぇぜ、面白いぜ。
院長の口の中だぜ。

うっしゃ分析分析。

色々グルグルと3Dを動かすこと数分。
発見!

 

は?

 

は?

 

ぐえっ。

 

おやじーーーぃ!!

 

約30年前に自分の父親に親知らずを抜いてもらいました。

 

その後なんか調子が悪かった時期もあったんです。
少し腫れたこともありましたが、今は特に問題なし。

その、答え合わせ・・・。

 

 

抜き損じ・・・・。

約30年知らなかった。

大学病院も、自分の病院でもレントゲン撮影は何回もしてたのにね。

 

流石 CT

 

最高だぜ!

2024年3月24日

歯科医師は時には抜歯をすることがあります。

僕は極力歯を抜くことを避けようと考えています。

しかし、歯を抜くことで、歯の健康を守るために必要な場合があります。
そして、歯を抜いた後のケアやその後の状態について考えることも重要です。
歯を抜きっぱなしにすることが、どのような影響を及ぼすのか、まとめました。

 

  1. 咬合(こうごう)の変化:
    歯を抜くと、歯のない部分に隙間ができます。
    これが原因で、周囲の歯の咬合が変化することがあります。
    ない部分に負担がかかることにより、他の歯に負担が増え、歯並びが乱れたり、噛み合わせが悪くなる場合があります。
    結果、咬合の問題や歯並びの乱れが生じ、噛み合わせが悪くなることでさらなる歯の損傷や不快感が生じる可能性があります。

  2. 顎の骨の変化:
    歯を抜くと、その部分の骨に刺激がなくなります。
    骨は次第に体が不要だと認識し、吸収され始めます。
    骨の吸収により、顎の骨の密度が低下し、顎の形状が変化することがあります。
    これが進行すると、顎の骨が薄くなり、顔の形が変わる可能性があります。

  3. 隣接する歯への影響:
    歯を抜くことで隣接する歯にも影響が及ぶことがあります。
    たとえば、歯がない部分に隣接する歯が傾いて移動し始める場合があります。
    本来健康な歯が歯並びの乱れや噛み合わせの問題を引き起こすことがあります。
    また、歯を支えるために周囲の歯が負担を強いられ、その結果、歯が抜けた箇所の周囲の歯にも問題が生じる可能性があります。

  4. 言葉や発音に影響:
    歯がない箇所が口の中にあると、言葉や発音に影響を与えることがあります。
    特に前歯を失った場合、発音に支障をきたす可能性があります。
    これは、舌や唇が前歯の位置を使って発音を形成しているためです。
    そのため、前歯を失うと、発音が不明瞭になったり、口の中での言葉の響きが変わることがあります。

 

歯を抜きっぱなしにすることはさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
そのため、歯を抜いた後は適切な処置やケアが必要です。
可能な限り、歯を失った箇所を埋める方法を検討し、咬合や顎の骨の変化、隣接する歯への影響を最小限に抑えるための対策を講じることが重要です。


定期的な歯科医院でのチェックや相談を行い、歯科医師のアドバイスを受けることも大切です。
これにより、歯を失った後も健康な口内環境を保ち、生活の質を維持することができます。

2024年3月21日

歯ぐきにニキビができたという話を聞きます。

 

『自分でつぶしたよ。』
こんな会話もあります。

 

歯医者さんはこの一言で色々考えます。
サイナストラクト、フィステルなどを疑います。

 

これはれっきとした病気で、結構危険。
簡単に思えるけど、後々に歯周組織の破壊につながり、抜歯につながる可能性を示唆しています。

 

では、サイナストラクト、フィステルとは何?
これは瘻孔と言い、立派な歯科疾患です。

 

これをまとめてみました。

 

根尖性歯周炎による歯ぐきのできもの(サイナストラクト)は、口内炎のような粘膜の病気ではないため、放っておいても自然に治ることはありません。
根っこの先にできた膿の袋は、周囲の骨を溶かしながら徐々に大きくなっていくため、最終的には抜歯に至ってしまうケースもあります。

 

体の中(歯の根っこの部分)と外側が交通しております。
歯周組織の破壊が起きているのです。

 

放置していたらどうなる?

 

この膿の部分が次第に大きくなり、隣の歯に侵食していきます。

最終的には・・・歯を失うことになります。

 

歯科領域での病気は本当に小さく狭い世界です。
たかが1センチにも満たない世界で、色々な細菌が悪さをして、身体を破壊しています。

人間ドッグで肺や胃などに黒い、小さい影があったとします。
やはり、心配で治療しますよね?

 

僕は糖尿病になってしまい、現在も治療中です。
体が発した、小さい信号を見逃して放置した結果、糖尿病に至りました。

 

健康は財産です。

たかが歯、されど歯。
でもでもでも歯は歯。
健康の入り口だと思います。

 

今回サイナストラクトについて語りましたが、もう図を見てください。
図一つで分かることが多いと思います。

 

今回患者様資料として図版は【歯科医師向け歯科業界サイトwhitecross】様よりお借りいたしました。

 

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