2024年2月8日
歯を失くことを欠損といます。
フジデンタルクリックではこの欠損に対して、今までは3つの選択肢を提案してきました。
①そのまま
確かにそのままでも人は生きていけますが・・・。
7番と呼ばれる最後臼歯がなくても人は生きていけますし、審美的にも見えないので気にはならないのですが、咬み合わせの崩壊につながるかもしれません。
前歯など見えるところだったら・・・。
やはりそのままはよろしくないと思います。
②入れ歯
左右の歯を極力加工しない方法です。
残念なことに、審美性や機能性などは非常に劣るものという認識です。
保険と自費の2種類があり、共に一長一短と言ったところでしょうか・・・。
③ブリッジ
左右の歯を加工し橋にします。
神経を残してブリッジを作る場合もあります。
左右歯を傷つける行為は、歯牙としての寿命が短くなる恐れもありますが、一般的な治療方法と言えます。
また、保険の金属、保険外のジルコニアセラミックといった選択肢により寿命の長短も出てくるのは事実です。
④インプラント
失われた歯牙(部分)に人工歯根を埋入し、天然の歯との差異がない状態を回復させるための治療です。
10年後の寿命は99.8%と言われております。
インプラントが現れて半世紀ほどたちますが、現在の保険治療ではまだ認められておりません。
このため、自費診療のみとなります。
当初、折れる、寿命が短い、手術が痛い、高額なだけ。などトラブルが多くありました。現在では統一された規格、簡便なシステム、技術の発展、など改良がなされおります。
高額というデメリットはありますが、口腔内におけるQOLの向上に寄与していると思います。
では、僕の見解です。
元々インプラントには若干の否定的な部分がありました。
それは、上記にも記したようにインプラントの不良が非常に多かったことです。
微妙な話にはなるのですが、インプラント埋入(打つと表現します)、後のメンテナンスや不具合に対して何もしない医院もあったかと思います。
つまり、ウチッパナシ。
このことにより、暴利なイメージも強かった時代もありました。
事実、院長の周囲(大学病院)では、インプラント除去ばかり行っていました。
せっかく高額な治療をしたのに、数年で除去。
患者さんに負担をかけ、除去。
インプラントを埋入した歯科医院が閉院。
患者さんが迷子。
まったくもって不可解に感じていました。
しかしながら、近年は技術の向上、素材の向上、統一、など素晴らしい改良がなされてきています。
僕はこのような時代の変遷を含めて冷静な目で判断させていただき、インプラント治療という選択肢を当院で採用しようと思いました。
難しい話は、さておき。
興味のある方は一度、フジデンタルクリニックにお問い合わせください。